沢山のイベントへの対応をどうするか?

保育所は行事が沢山!

保育所の一年は、春は遠足、夏は夏祭り、七夕、秋は運動会、芋ほり、発表会、冬はクリスマス会、餅つき、卒園式・・・と年中次々と行事があります。

行事以外にも清掃作業等もあり、何かとイベントが多いです。

基本的に保育士は女性が多いことから、力仕事や高いところで行う作業などはとても大変です。

栄養士も行事の度に食事の準備以外の準備や片づけに駆り出されることが大半で、その度に残業も増え、通常より仕事量が増える為一苦労です。

このようなイベントがあるたびに「男手」があると助かるのに・・・ということが多々あります。

保護者会の立ち上げ?ボランティアの募集?

他の保育所ではどんな工夫をしているか月に1度開催される市の保育研究会で相談してみると、イベントの度に保護者にボランティアを募集しているというところは多かったです。

それから、保護者会の保護者のサポートが大きいということも分かりました。

自分の勤めていた保育所には保護者会はなかったので、保護者会の立ち上げをしたいと思い保護者会のある保育所の栄養士に様子を聞いてみました。

保護者会メリット:

*イベントの度に保護者(特にお父さん)に手伝ってもらえることから、力仕事でかなり助かる。

*保護者で飲食関係やイベント会社に勤務している人がいると、イベントに必要な機材やツール、食材をかなり安価で購入できる。

*保護者が介入することで、共に創り上げている連帯感が生まれ、親も子供もより楽しめている様子が伺える。

 

保護者会デメリット:

*総会を開催しなくてはならない。総会準備やお膳立ては保育所側がメインで行う必要がある。

*保護者からクレームが出るケースがある。「仕事をしていて忙しいのに保護者会の役員が回って来ると負担が大きい」など、保護者への負担が大きくなる。

*場合によっては保護者会の役員への接待などがある。

 

このように保護者会を立ち上げるにあたり、メリット・デメリットがあり一概に保護者会を立ち上げると保育所の負担軽減につながるだけではないことも分かりました。

このような意見を踏まえて、当保育所ではまずイベントごとに保護者のボランティアを集うこととし、イベントに関わった保護者の感想文などを保育だより等に掲載し配布することとしました。

そこで、イベントに保護者が関わることの楽しさなども感じてもらえるようにしました。決して押し付けにならないよう配慮しました。あくまでも保護者から声があれば保護者の負担にならないレベルで保護者会を立ち上げる・・・というスタンスになりました。

その結果、当保育所では保護者会という正式な形ではなく、保護者有志という形でイベントや卒園式の出しものなどに参加できる(したい)保護者は参加「できる」という形をとることにしました。

年によっては保護者のサポートが多い年もあれば、人数が少ない年もありましたが、正式な「保護者会」ということではなく、ボランティアとしたことで不満も負担も少なくなりました。また、ボランティアで集まった保護者同士でほぼ保護者会に近いことをしてもらえた年も。

あまり型に捉われたやり方をしないほうが逆に気持ちよくできるケースもあると感じました。

今後もしばらくこの方法で行っていこうということになりました。